国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルケ事務局長と、ブラジルサッカー連盟(CBF)のリカルド・テイシェイラ会長は、スイスのチューリヒで2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)と13年コンフェデレーションズ・カップの公式日程を決定し、発表しました。地元メディアの報道によると、W杯開幕戦の開催都市にはサンパウロ市が選ばれ、同市東部に建設中のイタケロン競技場で2014年6月12日午後5時(ブラジリア時間)から開会式が行われます。決勝戦は、リオ市のマラカナン競技場で7月13日午後4時から開催され、3位決定戦はブラジリアで7月12日午後5時から行われます。
これまで開幕戦と決勝戦の開催都市をめぐってサンパウロ、リオ両市間で綱引きが行われていましたが、結局開幕戦はサンパウロ市、決勝戦はリオ市に決まりました。ブラジルサッカー連盟のテイシェイラ会長は「ブラジル・サッカーの歴史が始まったサンパウロ市で開幕戦を開催できることに満足している」と語っています。
ブラジル代表の試合は、グループリーグの試合がサンパウロ市での開幕戦のほか、セアラー州フォルタレーザ市(6月17日)、ブラジリア(6月23日)で開催される予定です。そのほか、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市、マット・グロッソ州クイアバ市、パラナ州クリチーバ市、アマゾナス州マナウス市、リオグランデドノルテ州ナタル市、リオグランデドスル州ポルト・アレグレ市、ペルナンブコ州レシフェ市、バイア州サルバドール市が開催地に最終決定しました。