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わいせつ行為で男性弁護士を逮捕

 地元紙が報じたところによると、サンパウロ市地下鉄3号線の車両内で14日、サンパウロ州民事行政管理局の内務監査局に勤務するワルテル・ジアス・コルデイロ・ジュニオール弁護士(46)が21歳の女子学生に性的暴行を加えたとして現行犯逮捕され、17日に免職処分を受けていました。同容疑者は2002年2月以来、司法官として職務に就いていました。
 メトロ・CPTM警察のバルジル・デ・オリベイラ署長によると、スーツとネクタイ姿で地下鉄に乗車したコルデイロ容疑者は、レプブリカ―ベレン区間内で勃起した性器をズボンの外に出して女子学生の下半身に押し付けたため、被害者が気分を悪くして気を失いました。車両内で一部始終を目撃していた女性1人と若い男性1人が被害者の女子学生を救助し、事件証人となって証言しています。この証人の女性は「コルデイロ容疑者から最初に暴行されそうになったが、何とか逃れることができた」と卑劣な犯行に怒りを露わにしていました。
 第31地区警察署(ビラ・カロン)に拘置されていた同容疑者は18日に釈放されました。釈放後、地元紙記者の質問にコルデイロ容疑者は、「私は無実だ」と答えました。