２００８年の日本移民百周年記念事業推進に対してブラジル政府も取り組みを開始、さきごろ、連邦政府による『ブラジル日本移民百周年記念組織委員会』の設置が決まりました。組織委員会委員には連邦政府の全大臣はじめ伯銀、連邦貯銀、ペトロブラス、郵政公社、電気センターなどの代表が委員長の指名で選ばれる予定になっています。今後、同組織委員会は対日本側百周年委員会と連携して、政府間ベースの記念事業の推進を担う予定です。
ところがこの組織委員会には、日本移民の記念祭なのに、肝心の日系団体の名前がありません。このため、日系団体の「百周年記念祭実行委員会」（委員長・上原幸啓文協会長）では、横田パウロ氏が交渉役となって、政府の記念委員会に日系団体も加えるよう、ブラジル政府に働きかけることにしています。
