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ブラジルのコロナ禍、頂上を過ぎたか

 ブラジルのメディアコンソーシアム11日の新型コロナ禍現状調査によると、累積死亡者566,013人(1日の死亡者1,123人)、累積感染者20,249,176人(1日の感染者35,788人)となりました。

 感染者7日間の1日移動平均を見ると、25%から32%の減少幅で推移しており、減少傾向が顕著になっています。1日平均が最悪の頃は7万7千件を記録したこともありました。

 死亡者も過去7日間の移動平均は900人で、12日連続で、平均が1,000人を下回っています。14日前の平均と比べても16%減であり、死者も減リ始めました。3月17日から5月10日には、55日連続で移動平均は2,000人を超えていました。

 この日、日系人の多いサンパウロ州の死者は横ばいで、観光客の多いリオ州と日系人の多いパラナ州は減少しています。