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米国ビル崩壊の恐怖をブラジル人女性が語る

 ブラジルのメディアによると、米国マイアミに住むブラジル人女性ダヤネ・マティーニさんが26日、ビル崩壊の恐怖に着いて語りました。ダヤネさんは「悪夢としかいいようがない」と話しています。

 彼女は崩壊したビル近くのビルに住んでいますが、「私たちが住んでいるビルはハリケーンから保護するたまにしっかり安全策が施され、睡眠中は何も聞こえなかった。目覚めてからビルに備え付けのカメラの記録を見て、惨事を知った」と語りました。

 続けて彼女は、「記録された映像は、立ちこめるほこりで真っ暗で、車はほこりで覆われていた。通りにはたくさんの警察がいた」と説明を続けました。

 このビル崩壊で推定159人が行方不明になっており、その中の数十人が南米諸国の市民といわれています。ブラジル外務省は、ブラジル人の犠牲者がいるかどうかは確認していません。情報によると、アルゼンチンの有名な外科医とパラグアイ大統領の義理の姉妹が行方不明者の中に含まれているということです。