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ブラジルの1日当たりコロナ死は2,736人人

 ブラジルのメディアコンソーシアム17日のコロナ禍現状調査によると、累積感染者が11,700,431人確認され、死亡者が285,136人になりました。この日の死亡者は2,736人で、過去7日間の1日当たり死亡者は2,031人に達し、初めて2,000人を超えました。新型コロナは相変わらず猛威を振るっています。

 1日当たり死亡者平均は56日連続で1,000人を超え、17日の死者2,031人は新記録です。また、過去7日間の確認された1日当たりの平均感染者は70,637人で、過去2週間の1日当たり平均感染者と比べ23%増になっています。感染者の増加にも歯止めはかかっていません。

 死亡者の多い地域は20州と連邦直轄地で、サンパウロ州パラナ州、サンタカリーナ州など医療逼迫地域での死亡者が多くなっています。リオデジャネイロなど4州が横ばい、アマゾナスなど2州で減少しました。

 予防接種の進展は17日現在、人口の5.06%に相当する10,713,615人が初回の接種を受けました。2回目を接種済みは、まだ人口の1.85%です。