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ブラジル人女性がフランスで死亡

 ブラジルメディアによると、フランスのノートルダム・ド・ニース大聖堂で29日、ナイフを持った暴漢が聖堂の中に押し入り、切りつけられた3人が死傷する事件がありました。死傷した3人の中で、死亡したのはブラジル人女性でした。

 死亡したのはバイア州サルバドール市郊外で生まれたシモーネ・バレットさんで、1995年からヨーロッパ各地を旅し、現在はフランスで高齢者の介護者として働いていました。彼女には15歳を頭に、10歳の男の子、6歳の女の子の3人の子供がいて、一緒に暮らしていました。

 彼女の死はブラジル国内にも大きな反響を与えています。ボルソナロ大統領は「ブラジル国民を代表して、ニースで殺害された市民の家族や友人、そして他の犠牲者の家族や友人に深い哀悼の意を表します」というコメントを発表しました。