ブラジルメディアによると、リオデジャネイロ・サンバスクールの独立リーグ(リーザ)=カーニバルを主催=は24日、来年のリオの特別グループのカーニバルパレードを延期することを決定した、と発表しました。同リーグ本部での会議で、満場一致で決定したものです。
延期した開催日時は未定です。同リーグ事務局によると、開催日時は、新型コロナウイルス・ワクチン接種キャンペーンのスケジュールに沿って決める、と説明しています。リーザ代表は「2月開催の可能性はゼロで、6月なら可能性があるかも知れない」と話しました。
あまり先送りすると、2022年のカーニバルに影響を及ぼすため、同代表は「そのことも考慮し、2021年の開催を考える。規模を縮小して開催することも考えたい」とも語りました。
コロナ禍が去らないと、サンバ学校の練習も特定の距離を保つ、マスクを付けるなど厳しい制約があり、これまでのような練習も出来ていないといいます。実際、サンバ学校での仕事は今も始まっていなく、日程が組めないのが実情のようです。カーニバルに依存して生活している人々は、今後きびしい生活を強いられることになります。