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コロナ禍で市民の我慢続く

 ブラジルのメディアコンソーシアム26日の調査によると、ブラジルのコロナウイルスによる死者が86,591人(一日に1,111人増加)、感染者が2,402,255人(一日に48,234人増加)になりました。ブラジルにおけるコロナ禍は収束しそうもありません。

 サンパウロ在住の通信員によると、サンパウロ市では一日に1,000人を数える死者が出て、新規感染者も1万人を超えています。しかも、完全閉鎖だったレストランやバール(軽食もあるコーヒーショップ)などもやっと営業を再開しましたが、危なくて行ける状態ではないようです。食料品の買い物は全て配達に任せ、ワイン等を3週間に一度、買い出しに行くくらいです。

 ショッピング、センターも再開ましましたが、客足が1万人を超える日はほとんどなく、買い物をする人も多くはないようです。これから商店やレストラン、バールなどの倒産が増加し、国内経済はガタガタに落ち込みそうです。