中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

女性誌など5誌を休廃刊=大手出版社アブリル=

 地元メディアによると、南米最大のメディア・コングロマリットであるアブリル・グループの中核出版社エヂトーラ・アブリルが先ごろ、今後も発行を続ける雑誌15誌を発表しました。継続する15誌の中に女性ファッション誌「ELLE」(エル)など5誌が含まれていず、休廃刊になると見られます。エヂトーラ.アブリルは「深刻な技術変革が続く現在、事業運営の健全性を保つための改革」としています。

 発行部数国内最大の週刊誌「veja」(ベージャ)、隔週刊経済ビジネス誌「EXAME」(エザミ)、自動車雑誌「QUATRO RODAS」(クアトロ・ローダス)、旅行雑誌「Viagem e Turismo」(ビアジェン・エ・トゥリズモ)は発行が継続されます。

 休廃刊になるのは「ELLE」の他、「COSMOPOLITAN」(コスモポリタン)、住まい・インテリア系雑誌の「CASA CLAUDIA」、「MINHA CASA」(ミニャ.カーザ)、美容誌「BOA FORMA」(ボア.フォルマ)などです。

 なお、エスタード・デ・サンパウロ紙(電子版)は、今回の改革で800人近くが解雇されると報じています。