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リオのビーチで窃盗多発

 地元メディアによると、海水浴客でにぎわうリオ市で14日、窃盗及び強盗の容疑で少なくとも30人が警察に拘束され、イパネマ海岸では警察が催涙ガスを使用する騒ぎになりました。
 気温30度を超える夏日だった同日午後4時半ごろ、窃盗犯と被害者の海水浴客との間で口論になり警察官が容疑者を取り押さえようとしましたが、容疑者の知人らが介入してきたことで騒ぎが大きくなり、警察官が暴動鎮圧のために催涙ガスを発射しました。その場に居合わせた海水浴客らは驚いて逃げ出すほどでした。
 14日は夏季営業開始後の最初の週末だったため、警察が海岸地区及び近隣地区のパトロールを強化し650人の警官を配備していました。それでも窃盗被害が絶えず、海水浴客は貴重品を持って海に入らなければならない状況でした。
 最も被害報告が多かったのはアルポアドル海岸、イパネマ海岸で、朝から午後4時までに50件もの被害届が出されました。