中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

マリーナ氏が大統領選出馬

 地元メディアによると、大統領候補だったエドアルド・カンポス氏(ブラジル社会党=PSB)の飛行機墜落事故死から7日後の20日、同氏の副大統領候補だったマリーナ・シルバ元環境相(レデ党=Rede)が連立政党の大統領候補として大統領選に出馬することを発表しました。同発表ではベト・アルブケルケ下院議員(PSB)が同連立政党の新たな副大統領候補になっています。
 マリーナ氏は21日のラジオ政見放送の中で大統領候補として初めての演説を行い、「PSBからの出馬という形になったが、あくまで連立政党による候補」と強調、ライバル候補者らに対しても攻撃的な発言は一切しませんでした。演説でマリーナ氏は、「ブラジルの長所を軸とした国全体の結束を強めるために、連立政党で力を結集することを決意した」と述べましたが、早くも連立政党内での不協和音が出始めています。