中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

サンパウロ大学現代美術館新館長候補にセガワ教授

 地元メディアによると、サンパウロ大学現代美術館の次期館長候補として、建築都市計画学部のウーゴ・セガワ教授が推薦されました。セガワ教授は同館の運営計画などについて、同大学の学長からの任命を待っている状態だとしてコメントを控えており、「MACの運営は大学との協調が不可欠だ。大学では現在難しい局面が続いているため、目標などを気楽な気持ちで立てられない」とだけ述べました。
 これまで館長は、各機関が3人の候補者リストを作成し、学長が次期館長を任命する方法が採用されていました。同制度が廃止となって今回が初めての選挙になりますが、現段階で名前が挙がっているのはセガワ教授のみで、次期館長就任は間違いないとみられています。