中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

宮崎県人会長が交通事故で重体

 ブラジル宮崎県人会会長でブラジル日本語センター前理事長の谷広海さん(73歳、宮崎県出身)が9月28日午前、サンパウロ市内の路上でバスにはねられ病院の集中治療室で治療中です。9月30日現在も重体の状態です。
 谷さんは8月に訪日、来年開催される宮崎県人会創立65周年記念式典に向けて宮崎県庁などを訪問し、県知事の出席を要請。9月12日にブラジルに戻り、自宅のあるアラゴアス州マセイオ市に帰っていました。同23日になって、28日午前に行われる宮崎県人会の役員会に出席する予定で再びサンパウロ市に来ていました。
 宮崎県人会関係者の話によると、28日の役員会に遅れたことのない谷さんが定刻になっても姿を見せなかったことから不思議に思い、役員会終了後に自宅に問い合わせてサンパウロ市で交通事故に遭っていたことが判かりました。
 谷さんは事故で頭部、胸部、のどなどを強打しており、病院の集中治療室で治療を受けていますが、昏睡状態が続き薬剤投与で心臓を動かしている状態です。