地元メディアによると、米コロンビア大学地球研究所が9日、2013年度の「世界幸福度レポート(World Happiness Report)」を発表しました。結果は、国民の幸福度が世界で最も高いのは北欧諸国で、反対に最も低いのはアフリカ大陸の国々と経済危機の影響が大きかったヨーロッパの一部の国々でした。ブラジルは24位、日本43位でした。
国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」の協力によって実施された同調査は10〜12年度のデータを基に編集され、13年度の今回は2回目の発表です。
調査対象となった156カ国・地域の中で幸福度トップはデンマークで、続いてノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデンとなっています。幸福度が高いのは北欧諸国でした。
反対に下位5カ国は152〜156位の順にルワンダ、ブルンジ、中央アフリカ、ベナン、トーゴで、すべてアフリカ大陸の国々です。欧州経済危機の影響もランキングに反映され、ギリシャが70位、ポルトガルが85位という結果でした。
ブラジルは24位で25位のフランス、26位のドイツ、43位の日本よりも上位にランクインし、BRICS諸国の中でも、68位のロシア、93位の中国、96位の南アフリカ、111位のインドなど他の国を大きく引き離しています。