地元での報道によると、アマゾナス州マナウス市のライムンド・ビダル・ペソア刑務所で、女性囚人がソーシャル・ネットワーク・サービス（ＳＮＳ）上に刑務所内の様子を投稿していたことが明らかになり話題を呼んでいます。同州人権法務局（Ｓｅｊｕｓ）が問題の投稿ページを調査し、同刑務所内の女性囚人の一人がフェイスブックを通して自分の友人や親族とコミュニケーションを取っていたことを確認しました。
投稿した囚人は刑務所のことを「大学」と呼んでおり、6月20日に別の囚人と共にビキニ姿で撮影した写真を投稿、「大学で日光浴している相方を見て！」とコメントしています。6月３日に投稿された写真では、刑務所内でドミノをしている様子が写されており、「大学で同僚たちはドミノしかしない」とコメントしています。7月24日には、自分の家族との再会を心待ちにしている様子をつづって投稿、「今日は仮出所日。母や息子たちに会えるのがとても楽しみ」と記載していました。これが最後の投稿で、この投稿では自分のプロフィール写真を変更していました
７月上旬に刑務所内で実施された所持品検査で、携帯電話や充電器、ハサミ、手製の武器が押収されていた事も、この投稿で分かりました。投稿された数枚の写真によって武器などを所持していた17人の女性囚人らはアニジオ・ジョビン隔離刑務所に移送されています。
