中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

サンパウロ市内の新規住宅件数が過去8年で最低

 地元メディアによると、サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合が公表したデータによると、市内における住宅の新規分譲数は1万8900戸で、2004年以降で最低だったことが分かりました。同組合では不動産購入者を増加させようと、物件価格と支払可能額を比較して家計を苦しめないような購入方法があると提案しています。
 エコノミストのセルソ・ペツルッシ氏は、「不動産市場は需要と供給のバランスが取れており、非常に健全だ」と分析し、今年の新規分譲数の動向は、不動産市場が安定してきたことを示しているとしています。