地元紙の報道によると、２０１６年リオ五輪組織委員会は21日、ロンドン五輪及びパラリンピック組織委員会の書類や情報を持ち出した容疑で職員10人を解雇したことを発表しました。リオ五輪組織委員会はこの窃盗事実を認めていています。
ロンドン五輪が開催された７月27日〜８月12日の期間中、リオ五輪組織委員会の職員ら約２００人がパラリンピック組織委員会との提携の一環として、都市間連携を支援する技術部門で勤務していました。ＡＰ通信社ロンドン支局のジャッキー・ドイル氏によると、同組織委員会の職員が許可なくコンピューターにアクセスして複数のファイルを盗み出していたことが発覚、通報を受けた両委員会が解決に向けた迅速な行動を取ったことで盗まれたファイルをすべて回収できたということです。
