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東洋街で 海賊品摘発

 地元メディアによると、サンパウロ市東洋街のショッピング「SOGO」で27日から28日にかけ都市圏市民警察が海賊品(ピラッタ)販売の取締りを実施し、ビル全体が一時的に封鎖されました。この取締りでビル内の少なくとも20店舗の営業許可が取り消され、違法CD、DVD、かばん、めがねなど3万点が押収されました。以前から中国人をはじめとする商店主らには著作権侵害、海賊品の密輸・販売、脱税などの各容疑が持たれ、ビルのオーナーにも違法営業や書類不備などの噂があり、今回の強制取締りになったものです。捜査はこれからも継続されます。
 ブラジル全体で2010年12月〜12年8月に5000万店に立入り検査が行われ、海賊品7000万点を押収(金額にして20億レアルに相当)しています。また、同期間に外国人600人が摘発され、そのうち150人は既に強制送還されています。