みずほコーポレート銀行（佐藤康博頭取、本店／東京都）は20日、ブラジルの中堅銀行であるウェストエルビー・ブラジルを買収することで合意したと発表しました。ウェストエルビー・ブラジルの親会社であるドイツの銀行ウェストエルビー・アーゲーが保有する発行済株式の100％を取得するものです。取得価額は公表されていません。
みずほコーポレート銀行はこれまで、サンパウロ出張所を通じて顧客ニーズに対応してきました。ウェストエルビー・ブラジルの買収を機に、世界有数の経済大国へと成長を遂げ、今後も持続的な経済成長が見込まれるブラジルで、日系・非日系企業の新規進出・事業拡大を現地でサポートする体制を強化し、ブラジルでの現地企業向けファイナンスや各種プロジェクト案件への参画なども視野に入れています。
ウェストエルビー・ブラジル（所在地／サンパウロ）は1911年設立、ホールセールバンキング（企業、地方自治体など大口顧客相手の銀行）を中心とするブラジルの中堅銀行。総資産は約15億ドル（2011年12月30日現在）、従業員数は66人。
