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ロナウジーニョがフラメンゴを退団

 地元メディアによると、サッカー元ブラジル代表のロナウジーニョが31日、所属するフラメンゴとの契約に関する訴えが裁判所に認められ、同クラブとの契約を解消しました。退団の原因は、フラメンゴ側のロナウジーニョに対する給与未払いといわれ、ジズライネ・ヌネス弁護士は未払金の公表を避けていますが、4000万レアル(約16億円)に上ると推測されています。この金額に同クラブのラファエル・デ・ピロ副会長は、「金額は余りにも馬鹿げている」と語っています。
 昨年1月フラメンゴに入団したロナウジーニョは同年のリオ州選手権などタイトル獲得に貢献しましたが、最近は5月26日のブラジル全国選手権インテルナシオナル戦で自身のミスにより勝利を逃してサポーターからブーイングを浴びるなどプレーに精彩を欠いていました。最近は、リオ・グランデ・ド・スル州に住む病気の母親の見舞いという理由で練習を欠席し、監督にもいつチームに合流するかを連絡していなかったといわれます。5月30日に行われたピアウイー州選抜チームとの親善試合にもロナウジーニョは姿を見せませんでした。
 ロナウジーニョの移籍先については、パルメイラス上海申花(中国)が獲得に動いているという情報が流れています。