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10年の新規正規雇用250万人

 労働省によると、2010年に正規雇用された人の数が252万4678人で、年間の新規就業者数としては過去最高を記録しました。サービスや建設業などは雇用が増加していますが、農業従事者数は減少しています。 昨年の新規雇用は、サービスが100万9000人、商業は60万1800人、鉱工業は53万6000人、建設業は32万9200人でした。これらの業種は大幅な雇用者増になりましたが、農業部門は2580人減となっています。
 州別に新規雇用者を見ると、鉱工業をけん引するサンパウロ州が72万6450人でトップ。鉱山の多いミナスジェライス州(29万6230人)、観光のリオ州(21万7810人)、農業のリオグランデ・ド・スル州(17万8980人)とパラナ州(15万4010人)の順になっています。