昨年12月、女医の親川ナジールさん（53）が殺害された事件で、容疑者として警察に追われていた少年（16）が13日、母親に付き添われて自首しました。少年は事件当時の写真などから犯人に最も近いとして、警察で捜査をしていました。
自首した少年は、薬物常用で社会復帰治療院に通った過去があり、犯行当時も薬物で陶酔状態にあったといわれています。そのため薬物治療院で、自己判断能力があったのかどうかの診断を行う予定です。警察では母親が付き添って自首してきたこともあり、犯罪・人権擁護審理部でそのときの精神状態も含め、詳しく審理することにしています。
