サンパウロ大学が10歳から49歳までの女性を対象に調査した死因調査によると、1位はガンであることが分かりました。ガンの中でも一番多いのが乳ガンで、次いで腸ガン、子宮頸ガンの順になっています。2位が脳出血、3位がエイズ、4位が殺人となっています。交通事故は6位。
ブラジルらしいのはエイズ死の多さと殺人でしょう。日本ではエイズ死はどこか遠い国での出来事のように思われがちですが、日本でも確実に増加していると言われ、気をつけたいものです。それと殺人の多さにも驚かされます。犯人は夫、もしくは前夫が7割を占めています。これはどう理解すればいいのでしょうか。夫による妻への虐待が常態化していると言うことなのかもしれません。
ガン死も増加傾向にあり、特に大腸ガンの増加が顕著と言うことです。ブラジル女性の食生活が、高カロリー、高脂肪食が多くなってきたためと言われています。