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ブラジル紙が日本代表を絶賛

 サッカーのW杯1次リーグF組で日本と対戦するブラジルの各紙は、5月の国際親善試合でドイツ代表と引き分けた日本代表について「過去3回W杯を制したドイツを威圧した」(フォリャ・ジ・サンパウロ紙)と絶賛、6月22日の日本との対戦に警戒警報を発令しました。

 グローボ紙は、2得点したFW高原の「速さと運動量、強烈なキック」を称賛。特にドイツの守備陣を翻弄(ほんろう)した2点目は、ジーコ監督の現役時代の攻撃的なプレースタイルを思い出させたと持ち上げていました。

 エスタード・デ・サンパウロ紙はMFの中田英と中村を「能力が高い」とほめたほか、守備陣の「ポジション取りがいい」と指摘。スポーツ紙ランセも「鍛えられた日本のディフェンスは、ブラジルにとっても問題となるだろう」と指摘しました。

 これくらいほめられるといい気分になりますが、ほめ殺しということもあります。天狗になって、4日のマルタ戦のような無様なことにならないよう、選手たちのW杯でのがんばりに期待しましょう。