サンパウロの邦字紙が、日系移民に「日本人の心の歌はなんでしょう」とアンケートを採り、その中間発表をしています。それによると、上位十曲は次のようになります。
1位「川の流れのように」
2位「荒城の月」
3位「ここに幸あり」
4位「岸壁の母」
5位「誰か故郷を思わざる」
6位「悲しき口笛」
7位「影を募いて」
8位「この世の花」
9位「長崎の鐘」
10位「リンゴの唄」「流転」「かえり船」
この順位はまだ変動があるとしていますが、ブラジル移住者たちの心の中がのぞけるような感じがします。7色の声を持つといわれ、歌謡界に燦然と輝いた美空ひばりの歌が多いのも、彼女と同時代を生きた人たちが今の移住者に多いことの現れかも知れません。