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各地で冷え込み サンパウロ市は8.7度

 南国ブラジルも冬の季節を迎え、先週から寒波襲来でサンパウロ市は冷えっぱなしです。7日未明には今年の最低気温の8.7度を観測しました。空気が乾燥しており、湿度は25%。これ以上下がると、乾燥肌や喘息など人体への影響が出るため、乾燥注意報が発令される見通しです。
 サンパウロ市近郊の避暑地カンポス・ド・ジョルダン市は全国最低のー0.2度を観測。ミナス州サン・ロレンソ市は2.7度、南部のリオグランデ・ド・スル州ボン・ジェズス市では1.8度など、南極からの寒気団が停滞するブラジル中西部とブラジル南部で今年一番の冷え込みとなりました。
 気象庁によれば、寒さは11日まで続く見通し。サンパウロ市では日中の最低気温14度、最高気温20度程度の日が続くと見られます。この程度の温度は日本では春の陽気で、最も爽やかに感じる季節。ブラジルに住む人たちには、寒く感じるのでしょうか。