中国のコロナ・ウイルスの流行については、中国との貿易量が多く、中国人も数多く在住しているブラジルでも詳しく報道され、23日には中国での死亡者数が25人になり、835人の患者が出ている、日本と韓国でも感染者が出ていると報じました。
ブラジルでも警戒を強めており、ブラジル保健省は、ブラジルでのコロナ・ウイルス感染のリスクは警戒レベルは初期の1から3の範囲としています。ただし、国内で感染が疑われる患者が出たときには最高レベルの警戒を行うとしています。
ブラジルの専門家は「ウイルスは突然変異をしており、感染の方法はまだ解明されていない。したがって限定的なもなのか、インフルエンザ・ウイルスのように感染力が強まったものなのか、不明だ」と述べています。
ブラジルでも感染を疑われる症例が5件ほどありましたが、いずれもコロナ・ウイルスではないと保健省では判断しました。世界保健機関が発表している症状(発熱、インフルエンザのような症状、武漢市に旅行し、感染者と接触した可能性)などに該当しないためです。