国内メディア11日付によると、エンブラエル社(ブラジル航空機メーカー)は2018年1~12月に181機のジェット機を納入しました。ビジネスジェット機は見込みを大きく下回りましたが、ジェット旅客機は見積もりの範囲内でした。納入した181機の内訳は旅客機が90機、ビジネス機は91機(小型機64機、大型機27機)でした。同社は18年の旅客機納入を85~95機、ビジネス機を105~125機と見込んでいました。
同社の18年末時点の確定受注残高は163億ドルで、内訳はブラジルのアズール航空、アイルランドの航空機リース会社エアキャップ、米国のリパブリック航空、アメリカン航空各社から発注された小型旅客機です。19年の納入機数を、旅客機が85~95機、ビジネス機が90~110機と見込んでいます。この他,ターボプロップ単発の軽攻撃機「スーパー・トゥカーノ」を10機、ターボファンエンジン双発の中型軍用空中給油・輸送機を2機を納入予定です。