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コンゴーニャス空港がドローンで一時閉鎖

 国内メディアによると、遠隔操縦あるいは自律航行で飛行する小型の無人飛行機「ドローン」が原因で、サンパウロ市内のコンゴーニャス空港が8日、一時閉鎖され、出発便と到着便を合わせ16便に遅れがでました。同日午後1時10分ごろ、コンゴーニャス空港の周辺空域を違法に飛行するドローン1機が確認され、同空港は約20分間閉鎖、着陸が中断されました。

 空港周辺空域へのドローン侵入による空港閉鎖で連邦警察が現場に急行しましたが、現場到着時にはドローンはすでに飛行を止めており、連邦警察はドローンの操縦者を特定出来ませんでした。空港から半径9キロメートル以内の空域はドローンの飛行が禁じられています。

 ドローンによるコンゴーニャス空港閉鎖は今回が二度目で、2017年11月12日にはドローンの侵入で午後8時15分から同10時40分まで、2時間以上に渡って空港が閉鎖されました。この時の着陸機はサンパウロ市近郊のグアルーリョス国際空港やカンピーナス市にあるヴィラコポス国際空港などに着陸場所が変更されました。