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ゴミの中から8700レアル出てきた!

 グローボ紙によると、リオグランデ・ド・スール州北部に住む廃品回収業の家族が31日、ゴミの中から8700レアル(約27万円)の現金入り封筒を見つけました。現金は、その日に持ち主に返還されました。

 廃品回収をしているベレニセ・フィオレシさんと夫のイバン・ミンゴッチさんは、近くの企業から回収した段ボール箱の中から現金を発見しました。イバンさんは現金を見つけた後、状況をビデオに収め、ソーシャルネットワーク上に掲載し、話題となっていました。

 イバンさんは、「こんなことが起きるなんで想像もしなかった。市内で廃品を回収していて、妻が自宅でゴミを仕分けしていた。家に帰ると家内が、現金があったと言った。それを貰おうとは全く考えなかった」と語っています。イバンさんの家族は、8700レアル稼ぐのに3カ月間働く必要があるそうです。

 8700レアルは100レアル、50レアル、20レアル、10レアル紙幣に分けてあり、職場内の清掃の際に誤ってゴミと一緒に集められてしまったようです。現金を無くした人は経営者で、給与の支払いに充てる現金でした。