調査会社MDAのサンパウロ州知事選投票意向調査によると、前サンパウロ市長のジョアン・ドリア氏(PSDB)とサンパウロ州工業連盟(Fiesp)会長を休職中のパウロ・スカフ氏(MDB)が人気上位にランクされています。国内メディアが報じました。調査は2日から5日まで州内75市の計2002人から回答を得たものです。
投票先としてドリア氏を挙げた人は16.4%、スカフ氏を挙げたのが16.2%で、拮抗した状態にあります。両氏に続くのが現知事のマルシオ・フランサ氏(PSB、5.0%)、ルイス・マリーニョ氏(PT、4.8%)です。ドリア氏とスカフ氏による2次投票となった場合には、スカフ氏が29.7%、ドリア氏が26.8%でスカフ氏が有力になっています。
現時点では、投票先を決めていない人が65.9%もいて、スカフ氏が有力というものの、状況はこれから大きく変わりそうです。