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女性に多い人身取引被害

 国内メディアによると、リオデジャネイロ市で先ごろ開催された人身取引や移民の密売に関する国際セミナーで、2014年から16年までに確認された性的搾取や奴隷労働を目的とした人身取引被害は女性が男性を大きく上回ったと報告されました。このデータは、法務公共保安省女性政策局への通報を基に集計したものです。

 性的搾取を目的とした人身取引は被害者488人のうち317人が女性で、男性は5人のみでした。奴隷労働に関しては同期間に257件の通報を受けており、うち123人が女性で男性は52人でした。

 保健省によると、被害者のうち約50%が10~29歳の年齢層です。人権局は「0~17歳の乳幼児・青少年が人身取引の犠牲になっている」と指摘しています。同期間の被害者413人のうちこの年齢層は216人でした。また、14年から16年の期間に報告された408人の人身取引被害者のうち、全体の75%が女性でした。