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パカエンブー民営化を市議会が可決

 地元メディアによると、30日、サンパウロ市議会は市営パウロ・マシャド・デ・カルバリョ競技場(通称パカエンブー競技場)並びに同競技場併設の複合運動施設をコンセッション方式(所有権保持したまま運営権のみを与える)で民営化する法案を賛成多数(賛成42、反対12、欠席1)で可決しました。運営権の付与期間は最大35年。可決された法案は市長が承認次第発効します。

 同競技場は1940年に開場し、50年に開催のサッカー・ワールドカップでリオのマラカナン競技場に次ぐ主要会場になりました。自前の競技場が手狭だったサッカーのコリンチャンスは、「アレーナ・コリンチャンス」が開場する14年まで70年に渡りホームスタジアムとして使用していました。コリンチャンスのホームとしての役目を終えた今、同競技場で行われるサッカーなどの試合が激減し、市は競技場の維持に月間500万レアル(約1億7500万円)の赤字を負担しています。

 赤字解消に向け運営を民営化するもので、サンパウロ市は今後パカエンブー競技場の新しい運営者を選ぶ入札の準備に入ります。入札条件などは11月に発表する予定ですが、騒音などで問題になりそうな音楽コンサートなどのエンターテインメント分野での競技場使用も認めることになっています。