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フジクラの電線工場が落成

 日本の大手電線会社御三家の一つ、株式会社フジクラ(長浜洋一社長)の電線工場がリオ・グランデ・ド・スル州の州都ポルト・アレグレ市から内陸に約50キロ入ったモンテ・ネグロ市に完成し、14日、ブラジル製造子会社「 Fujikura Cabos para Energia e Telecomunicacoes Ltda」(重利生雄社長)の電線生産開始に伴う工場落成式が行われました。落成式には地元自治体からジョゼ・イボ・サルトリ州知事パウロ・アゼレード市長、同社のビジネスパートナーである「プロケーブル社」の西村フミタカ社長ら約100人が出席しました。日本からも長浜社長が出席、挨拶しました。長浜社長や重利ブラジル社長は、「ブラジル法人は小さく生んで、大きく育てると方針」としています。
 新工場の敷地面積は14万4000平方メートル、延べ床面積1万800平方メートル。当初は方針通り、床面積の半分のみに生産設備を設置、徐々に拡大する予定です。地元モンテ・ネグロ市から当初は30人を雇用、年内 に60人にまで増員する予定。将来的に床面積いっぱいの生産設備を増強、雇用も300人に増やす予定です。
 フジクラは東京都江東区に本社を置く通信ケーブルや電線を製造する非鉄金属メーカー。主な製品は携帯電話やデジタルカメラに使用されるフレキシブルプリント基板で世界2位、光ファイバーが世界3位、通常の電線は日本国内3位の売り上げを誇ります。
 創業は明治14年(1885年)と130年の実績があり、2014年度の総売上は65億ドル、従業員総数5万2000人を数えます。世界各国での2014年度売上比率は日本43.1%、アジア26.2%、北米17.7%、欧州10%、そして中南米は現在3.1%です。今回の工場新設は中南米市場への販売増強を見据えたもので、同工場ではOPGW(光ファイバー複合架空地線)とACSR(鋼心アルミより線)を製造します