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ブラジルで風力発電拠点を稼働=ホンダ=

 ホンダのブラジルにおける風力発電事業会社ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ(本社:リオ・グランデ・ド・スル州シャングリラ市  カルロス・エイジ社長)は26日、風力発電拠点の稼働を開始したと発表しました。同社は、企業活動によるCO2排出の低減を目指し、ブラジル自動車業界で初めて風力発電事業に取り組んできました。
 発電拠点は、風力発電事業会社本社のあるブラジル南部のシャングリラ市(サンパウロ州スマレ市にあるホンダ四輪車工場から南へ約1,000km)で、約1億レアル(約46億円)を投じて建設されました。発電所には風力タービン9機が設置され、年間発電量はホンダのブラジルにおける四輪車生産活動(年間生産台数約14万台)に必要とする年間電力量に相当する約9万5,000メガワットアワーに上ります。工場で必要な電力量を再生可能エネルギーで創出することによって、CO2排出量を年間約2,200トン以上の低減効果が期待されています。