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アメリカ・ブラジル首脳会談の内容

 地元メディアによると、9日に1時間半にわたって行われたジルマ大統領とオバマ大統領の会談で、ジルマ大統領は米国の金融緩和策によって生じているドル安が新興経済国に悪影響を及ぼしているとの懸念を表明しました。原油相場の高騰が新興国の成長を妨げる一因になっているとの認識も示しました。両大統領の会談は、予定時間の2倍の時間をかけて念入りに話し合われ、ジルマ大統領は、これまで他国に示してきた強気の姿勢を米国に対しても貫きました。
 会談後の記者会見でジルマ大統領は、「オバマ大統領には『適切な財政政策を打ち出せない先進国が金融緩和策を進めている現状を懸念している』と伝えた」と語りました。また、ブラジル政府は人権保護を重視する立場を取っていることを強調し、「ブラジルは平和・対話・人権保護が尊重される世界を目指し、外交による国際問題の解決を優先している」と述べたことを明らかにしました。さらに、両国の関係を最良と評価した上で、「同意できる部分と同意できない部分があるのは確かだ。しかし、ブラジル側の意見がすべて正しいとは断言できないため、今後も互いの意見を取り入れながら考えていきたい」と述べ、記者会を終えました。