地元メディアによると、電子商取引業界の情報を専門とするイービット社の調べで、今年の「ブラックフライデー」でのオンライン小売業者の売上高が19億レアル(約570億円)に上り、2015年のブラックフライデーを17%上回りました。しかし、イービット社予想の21億レアルには届きませんでした 。
ブラックフライデーとは感謝祭の翌日の金曜日のことで、感謝祭には小売店の多くが大安売りをするため、こう呼ばれています。今年は25日でした。
25日一日間にオンライン小売業者らに寄せられた商品購入の注文件数は昨年よりも5%多い223万件でした。イービット社によると、今年のブラックフライデーでは28万1264人の消費者が初めてインターネットで商品購入をしたとしています。
注文1件当たりの平均金額は15年比13%高の653レアル。昨年に比べて金額が大きくなった理由をイービット社は、「主に家電や電子機器などの高額商品が多かったため」と説明しています。今年のブラックフライデーで販売額が最も膨らんだのは家電で、電話・携帯電話、電子機器、情報機器、室内・装飾品の順でした。