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ブラジル三菱マテリアル社長が交代

 工業用切削工具の大手、三菱マテリアルのブラジル法人「MMCメタル・ド・ブラジル」の社長が、11月から宮崎大志郎氏から岡本朗氏に交代します。宮崎氏は同社二代目社長として2008年に赴任。日本帰国後は関連企業勤務になる予定です。
 宮崎氏は6年間のブラジル生活を振り返り、「赴任当初はブラジル経済も好調で業績も良かったがこの2年ぐらいで景気低迷となり、会社運営もきつい状況となった」と説明。「後任に一番つらい時期を引き継いでもらうのが心苦しいが、生活そのものは妻と共に楽しい日々をブラジルで過ごさせてもらえた」と語りました。
 後任の岡本氏は、兵庫県神戸市出身の55歳。出身校の関西学院大学では野球部主将として関西六大学野球で活躍。昭和57年(1982年)神戸製鋼入社、平成12年(2000年)に神戸製鋼工具部門が三菱マテリアルの超硬製品部門に統合されたため移籍。三菱マテリアルでは国内営業と欧米や東アジアの仕事、そしてマーケティング・商品企画開発をこなしてきました。海外勤務は今回が初めてです。