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日本国内でFIFA公認ラベルの日本酒販売

 6月開催のサッカーW杯ブラジル大会を日本国内で盛り上げると同時に日本酒の良さを世界の人に知ってもらおうと、FIFA公認の「日本の酒シリーズ」が1日から発売されています。同酒シリーズを売りだしたのは酒類の卸・海外輸出を行っている株式会社はせがわ酒店(本社/東京・亀戸、長谷川浩一社長)で、FIFAとライセンス契約を行い、同企画を実施しているものです。日本の酒シリーズには日本各地の蔵元12社(14銘柄)が参加しています。
 はせがわ酒店が取得したライセンスは日本国内のみに使用が限定されており、当面は国内の酒販店、百貨店、スーパー、コンビニで発売されます。発売前から人気は上々で、「八海山360ミリリットル」(998円)は3万本が予約済みです。同酒シリーズのラベルには銘柄と「FIFA World Cup Brasil」の文字が踊り、サッカーW杯の雰囲気を盛り上げています。
 同シリーズを企画した同酒店の後藤みのりさんは「日本独自の風土で生まれた日本酒は、日本の誇る文化です。本当に美味しい日本酒を世界の人に味わってほしいと企画しました」と語っていました。
 はせがわ酒店と「日本の酒シリーズ」に協力している蔵元12社は、W杯予選開催中のサンパウロ市内で、「日本酒バー」を開く予定も立てています。