中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

日本のトップミュージシャン渡辺貞夫さんがブラジルでレコーディング

 昨年暮れからアルト・サックス奏者・作曲家の渡辺貞夫さん(79歳)が、新しいアルバム制作のためサンパウロ市内のスタジオでレコーディングを行っています。渡辺さんは通称「ナベサダ」の呼び名で親しまれており、日本を代表するトップミュージシャン。ジャズの枠にとどまらない独自の音楽性で世界を舞台に活躍しています。ブラジル滞在中はレコーディング活動に専念する予定です。
 新しいアルバムについて渡辺さんは「ブラジリアン・フレーバーを取り入れたい」と語り、ブラジルの音楽家6人も制作に参加しています。
 渡辺さんは「ブラジルは特別な国」と語り、ブラジル訪問も今回が約10回目。1968年に初めてブラジルを訪れた際、現地の音楽家たちとセッションする機会があり、当時世界中ではやり始めたボサノバやサンバの魅力に取り憑かれました。それ以来、ブラジルに引きつけられ、訪問を繰り返しています。