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サンパウロ市内で銃撃戦、強盗犯6人死亡

 サンパウロ市北部パラーダ・デ・タイパス区のタイパス総合病院前で、軍警察と強盗団約20人との間で激しい銃撃戦が行われ、強盗犯6人が射殺されました。この強盗団は同市内のスーパーマーケット、コンプレベンの店内にある現金自動預け払い機から現金を強奪、通報により駆けつけた軍警50人と撃ち合いになったものです。軍警は逃亡した9人の行方を追っています。
 強盗犯らはライフル銃や機関銃で武装し、防弾チョッキまで着用していました。軍警は強盗犯数人を取り押さえ、6人を射殺しました。機動隊の指揮官、パウロアドリアーノ大佐によると約50人の警官がこの銃撃戦に加わりました。
 強盗事件発生との匿名電話を受けた軍警第18大隊は、トビアス・デ・アギアル巡回機動隊)に協力を要請。現場は機動隊が到着する前に包囲され、エリージオ・テイシェイラ・レイテ大通りにいた隊員と強盗団との間で銃撃戦が始まりました。
 この銃撃戦により負傷した5人の強盗がスーパーマーケット内に侵入し、機動隊の到着後には店内でも銃撃戦が始まりました。事件当時、スーパーマーケット内は改装中で、3人の塗装工が人質に取られましたが、全員無事に解放されました。