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サンパウロでW杯の予行演習

 2014年開催のブラジル・サッカーW杯会場となるリオではマラカナン競技場の改修工事が始まりました。今年3月からの予定が、約半年遅れての着工です。1950年大会でもメーン会場となった同競技場では、決勝戦が予定されています。
 サンパウロでもさきごろ、パカエンブー競技場で300人の軍警察官を動員、W杯を想定した大がかりな治安対策の予行演習が行われました。開催12都市で最大の街サンパウロ市は、開幕式の最有力候補でもあったモルンビー競技場が改修費不足のため試合開催が見送られたものの、同競技場のほかにW杯規模の試合を行える競技場はなく、これは「空しい予行演習」だと地元紙から揶揄されています。