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遺伝子組換え作物,作付面積世界2位

 米国の国際バイオ農業事業団は23日、各国の2009年遺伝子組換え作物の作付面積を発表。前年まで3位だったブラジルは2140万ヘクタールで、アルゼンチン(2130万ヘクタール)を抜いて世界2位になりました。米国は6400万ヘクタールでダントツ首位の座をキープしています。
 ブラジルは、大豆が8割以上の1620万ヘクタール。トウモロコシは前年から栽培が始まった害虫抵抗性種が成功したのを受けて、500万ヘクタールでした。
 トウモロコシの新種について専門家は、生産コストが低く高品質のため増産が進み、将来的には国内生産の6〜7割がこれに替わると予想しています。綿は20万ヘクタールとそれほど多くありません。