コロンビア軍のエクアドル領内におけるゲリラ組織Farcに対する越境空爆が原因で緊張が高まっていた両国は、両国大統領がリオ・グループ首脳会議の席上握手を交わし、終息へ向かいました。
コロンビア軍の越境空爆はベネズエラを刺激、同国のチャーベス大統領が強い調子でコロンビア非難をしていましたが、同会議の後コロンビア非難をやめ、コロンビアとの国境封鎖を解き、通商を再開すると言明しました。近く、国境配備のベネズエラ軍は引き上げることになっています。またニカラグアも、越境空爆を理由にコロンビアとの国交を断つていましたが、これも国交回復を宣言しました。
なお、エクアドル当局の調査結果では、越境空爆による死者はFarcのナンバー・ツーのレイエスを含めて23人というコロンビア軍の発表を訂正、一人増え24人としています。