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物騒なリオ、またバスジャックが発生

リオでは観光客が多く、その観光客を狙っての犯罪が多発、日本ではリオ観光をできるだけ控えるように警告する人が少なくありません。チャレンジブラジルでも、渡伯者にはくれぐれも注意する警告しています。リオの危険さを裏付けるかのような事件が先ごろ、勃発しました。リオ市でバスジャックされ、乗客の一人が射殺されたのです。
 犯人は21歳の男で、リオ市サン・コンラッド通過中のバスを乗っ取りました。通報でバスが軍警から包囲されると、犯人は逆上して、乗客30人に向けピストルの引き金を引き、弾が27歳の男性乗客の頭部に命中、乗客は即死しました。
 リオ市では2000年6月にも全く同じような事件がありました。日本と違って犯罪者は、平気で拳銃を発射します。そうしないと犯人も射殺される危険に身をさらしているからで、日本とは国情が違いことを、渡泊者の人たちは認識しておくべきです。