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マラニャン州の銀行が襲撃される

 国内メディアによると、北東部マラニャン州の州都サンルイスから240キロ離れたバカバル市で25日、重武装したグループにブラジル銀行の支店が襲撃されました。強盗グループは、同市の軍警察および文民警察の施設も襲撃し、警察との銃撃戦で犯行メンバー3人が死亡し、1人が拘束されました。銀行支店の被害額は不明です。

 襲撃されたのは25日夜、警察は、犯行グループは約50人と見ています。マラニャン州のヂーノ知事は、州外の人間による犯行と見ています。強盗グループは銀行支店に加え軍警察第15大隊、文民警察の施設も襲撃、警察車両に放火したほか、警察署入口にトラックを停めて車両の出動を妨害しました。

 警察発表では、強盗グループは約2時間で同市から逃走しました。その際、市外へ向かう橋に車を停めて火をつけ追跡を妨害、多数を人質にしていましたが、逃走中に次々に解放しました。