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eco" style="font-size:large;">女子バスケ日本代表が交流試合

 サンパウロ市近郊のカンピーナス市で合宿を行っていた女子バスケットボール日本五輪代表が29日、ブラジル代表と交流試合を行いました。FIBAランキングでブラジルは7位、日本は16位と相手は格上で、日本代表は74対87で敗れました。
 会場は観戦者で埋まり、在サンパウロ日本国総領事の中前隆博氏やブラジル代表としてパラリンピック水泳競技で2大会連続で金メダルを獲っている杉森ファビアーナさんも観戦していました。試合後、内海知秀監督は「中を守ったら、外から得点されたのでそこは修正していきたい。オリンピック本番のためにここまでやってきた。本戦ではしっかり戦いたい」と語り、本番でのリベンジに燃えていました。アジア予選で活躍した本川紗奈生選手(24、北海道)は足を痛めており、この日も本調子ではなく、「感覚は徐々に戻ってきたが、まだ痛みはある。攻撃はもちろんだが、海外の選手は力があるので守備も頑張りたい。ブラジルの人はすごく思いやりがある。ブーイングされると思っていたが、されなかった上に応援までしてもらって嬉しかった」とブラジル流の「おもてなし」に感激していました
 カンピーナス市在住の笹川裕一さん、律子さん夫妻は「初めてバスケットの試合を観たが、展開が速くて面白い。本番も頑張ってほしい」とエールを送り、日本チームの活躍に期待を寄せました。試合後は会場から日本チームにも拍手が送られ、日本代表選手と写真撮影するブラジル人ファンもいました。
 代表チームは1日にリオへ移動、選手村入りしました。ブラジル代表とは予選第2戦(8日)で対戦します。
写真 日本国旗を持って応援する日本人応援団(サンパウロ新聞提供)