サンパウロ州商業連盟が調査したところ、サンパウロ市内小売業者の販売価格は９月に入り、8月より0.31％上昇していました。0.69％上昇したスーパーマーケット、燃料・潤滑剤などが価格を押し上げたようです。販売価格は、９月までの12か月間で5.40％上昇しています。
スーパーマーケットの販売価格は、今年９カ月間で2.92％、直近12カ月間では7.26％も上昇しています。値上がりが激しいのは鶏肉をはじめとする鳥類（5.22％上昇）、コーヒー・茶（3.40％）、果物（3.30％）、穀類（3.02％）、牛乳（2.81％）などです。同商業連盟は価格上昇の原因を、天候不順による生産の落ち込みと見ています。
