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ルイス・グシケン政策顧問、政界を引退

 ジルセウ前官房長官、パロッシ前財務相と並びルーラ政権の三本柱とされたグシケン前広報長官が、ルーラ大統領の再選が決まったことで、政界の引退を発表しました。グシケン氏の引退で、ルーラ内閣を作り上げた3本柱の時代が終わったことになります。グシケン政策顧問(NAE)は労働者党(PT)政権の発足初期、広報長官として政権の枠つくりに参画した重鎮でしたが、裏金疑惑や郵便局疑惑などで議会調査委員会(CPI)から追及を受け、政権中枢から後退していました。その後も、大統領府で政治の動向を見守ってきた同氏は、臨時の後任をメルカダンテ上議の実弟オリヴァ大佐に引き継ぎました。
 不正問題に関してグシケン前長官は、裏金疑惑は策略であり事実無根だと主張しています。政治家が選挙費用の借金を決済するシステムが、ブラジルには昔からあり、それを連立与党の議員だけが政府案承認のために公金を不正に受け取ったというのは、理不尽と訴えています。
 グシケン前長官の引退によって、ルーラ政権から日系政策マンが姿を消すことになります。